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連摺り水晶100年記念展

連摺り水晶100年記念展

人知れず受け継がれてきた

日本の水晶カット技法「連摺りカット」の世界

連摺り水晶100年記念展 ~人知れず受け継がれてきた日本の水晶カット技法~
出展者:連摺り水晶百年記念プロジェクト
会期:2022年2月17日~2022年5月31日 (会期延長:2022年6月30日まで)

LTCスペース(連摺り水晶100年記念展)

日本の手磨き水晶カット玉展

100年受け継がれた技法「連摺りカット」の世界

今から調度100年前の大正10年(1921年)、日本の職人によって発明された「連摺り」と呼ばれる水晶をカットする特殊な手磨き技法が生み出されました。当時、欧米の貴婦人に絶大な人気のあった水晶の首飾り。日本でもそれは製作されていました。しかし、いかに粒ぞろいに輝く玉を安定して作れるか?という大きな課題 がありました。そのような中、それに 挑んだ日本のある研磨職人が、画期的なカット技法を生み出しました。それが「連摺り(れんずり)」と呼ばれる技法です。

研磨は手の感覚だけが頼りです。それまでは一粒ずつを磨いていく事が当たり前だったという発想を覆して、水晶を連装して一度に複数個をいっしょにカットしていく驚異の技を編み出したのです。その技術によってメイドインジャパンの水晶の首飾りは、高品質のバラエティに富んだ種類のカットデザインが考案されていき、品質の安定したものを供給することに大きく貢献していきます。それらの輝きと粒ぞろいの美しさは、欧米から大きく称賛され、特別な評価を得て「 FUJIYAMA CRYSTAL 」という呼び名までつけられたほどでした。しかし、様々な理由から繁栄は長くは続かず、その後、水晶産業は衰退します。それとともに、忘れ去られたかに見えたこの技は、実は、細々とですが、100年間もの時間を受け継がれて、現在でも研磨できる職人さんが ほんの僅かですが存在しているのです。「連摺り(れんずり)」の発明から100年の時間が経ちました。100年間、何かが受け継がれる、、、それだけでもかなり貴重で凄いことだと思います。

とても小さな展示会ではありますが、これを機に、ほとんど知られていない背景をここにご紹介し、実物をご覧いただくことで、日本の職人さんたちの工夫の力と、匠としての仕事ぶり、日本らしいデザインを再認識し、素晴らしさに新たに気が付かれたそこに、新しいファンが少しでもできることを願いたいと思います。

連摺り水晶百年記念プロジェクト

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(販売期間:2022年2月17日~2022年5月31日)

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